人の土俵で褌を取る

気になったニュースの備忘録+α

柳沢正史

オレキシン発見者 柳沢正史

2020年7月19日 中日新聞 柳沢正史
2020年7月19日 中日新聞 柳沢正史

生物に取って生きていくためには『睡眠』と『食物』は必要なものである。
何を今更ヘラヘラと言っているのかってなものだけど・・・。
赤ん坊の頃は当たり前のことで、容易にできることから睡眠を重要視しなかった。
ところが、大人になり社会生活を営む様になってくると睡眠不足、不規則な生活を送るようになる。
そして、とうとう眠ることが下手になり眠れなくなる。
良質な睡眠が得られないと自律神経に変調を来し、あらゆる病気にかかりやすくなる。
うつ症状の原因はほとんどこれではないだろうか。
脳が疲れたら後回しにすることなく休むために最善の努力をする。
疲労』と言うのは体力仕事や、アスリート以外は脳の『疲労』と同一と見做していい。
要は寝ろってことだ。
栄養補給は後でいい。
疲労した脳からの指示を受けている身体にエネルギー補給しても、適正にエネルギー変換をしない。
適正なホルモン分泌をしない。脳や臓器が適正に情報交換しない。
リフレッシュした脳を持った身体に初めて栄養が必要なのである。
コンピューターでもCPUがエラーを吐いていると分かっているのに電源入れる奴はいない。
人間、生きてく上での最優先事項は良質な睡眠だった。
良質な睡眠さえ得られさえすれば「自律神経」が整い、適正な「ホルモン」が分泌され、「脳のコンディション」が良くなる。
エビデンスは自分。
同様に、アスリートでも最高のパフォーマンスを得るための優先順位は、
1、睡眠
2、食事
3、トレーニン
となる。
最近このことに気がつき『スタンフォード式最高の睡眠 西野精治著』を読んで膝を打った。
この本の中でもオレキシンという物質が紹介されていたので、この記事に目が留まったというわけだ。

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私は睡眠時間を22時30分から6時までとした。
そこで、入眠時刻1時間30分前に軽度の運動*1と、タンパク質*2を摂り体温を上げる。
その反作用で入眠時刻には深部体温が下がっている。
そして、22時30分から私は『黄金の90分』睡眠に入って行くというわけだ。
・・・ところが、なかなかそうは行かなくて (^^ゞ
いや、入眠のためのルーティーンを少しずつ 補正をしながら『黄金の90分』が得られるよう頑張るぞっと。
『睡眠』は努力に値するし、生きるための最重要事項であるから。

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*1:アイソメトリック空気椅子2分間+ストレッチ

*2:きな粉+牛乳+蜂蜜