大名古屋ビルヂング
「大名古屋」の文字、宙に 雪舞う中、看板撤去
名古屋駅前のシンボルとして半世紀にわたって親しまれ、老朽化のため9月に閉館した「大名古屋ビルヂング」(名古屋市中村区)で10日、屋上に掲げられたビル名の文字看板が撤去された。現在建て替え工事中で、新ビルも同じ名前を継承するが、居合わせた人はなじみの光景が消えるのを惜しんだ。 看板は縦横ともに約2.5m。雪が舞う中、右端の「グ」から左端の「大」まで順番にクレーンでつり上げられ、ビル後方に下ろされた。ビルを所有する三菱地所は「再利用が難しいので、残念だが看板は廃棄する」としている。新ビルは高さ約180m、地上34階地下4階建てで、来年5月に着工し、2015年10月末に完成する予定。
MSN産経フォト - 2012年12月10日