永六輔
永六輔
放送作家の草分け的存在でタレント・作家の永六輔(えい・ろくすけ、本名永孝雄〈えい・たかお〉)さんが死去したことが11日、分かった。83歳だった。
ラジオと生きた「旅人」 永六輔さん、病床から出演も
特集:永六輔さん死去
東京・浅草の浄土真宗の寺に生まれた。10代後半でNHKラジオ「日曜娯楽版」に投稿を始めた。早大在学中から、開局して間もないNHKテレビや日本テレビの番組で台本などを手がけ、放送作家として腕を磨いた。
作詞家としては、作曲家中村八大とのコンビで、日米両国で大ヒットした「上を向いて歩こう」(1961年)や「こんにちは赤ちゃん」を送り出した。いずれもNHKのバラエティー番組「夢であいましょう」から生まれた曲で、テレビ番組の企画・演出なども含めマルチな才人ぶりを発揮した。梓みちよが歌った「こんにちは~」、水原弘による「黒い花びら」はレコード大賞を受けた。
ログイン前の続き67年にTBSラジオで始めた「どこか遠くへ」は2年後に「永六輔の誰かとどこかで」と名を変えて長寿番組として親しまれた。このころからラジオを中心に活動。1年の大半を旅先で過ごし、見聞した話をラジオや著書で披露するスタイルが定着した。
91年から24年半にわたり「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」、15年9月からは「六輔七転八倒九十分」のパーソナリティーをつとめた。
作家としても、話題作を発表した。94年に出版し、ベストセラーとなった「大往生」のほか、芸人らの名言を集めた「芸人 その世界」(69年)など著書は数多い。
尺貫法を守る運動や全国各地の伝統芸能、ボランティアを応援する活動を、晩年まで続けた。
中日春秋
「夢であいましょう」「黒い花びら」「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」。曲名を並べ、不思議だなあと頭をひねる。なぜか曲名だけで次の歌詞が自然と出てくる
▼「黒い花びら」の曲名を見れば「静かに散った」と、「見上げてごらん夜の星を」と見れば「小さな星の」と浮かぶ。どんな仕掛けか。もう一度、曲名を見る。曲の歌い出しがそのまま曲名になっていることに気がつく
▼直球にして明快な方法である。覚えやすさの点で優しさも感じる。書いたのはそういう方だったに違いない。いずれも作詞は亡くなった永六輔さん。往年の「六、八(作曲家の中村八大さん)、九(歌手の坂本九さん)」の間を埋める、ちゃめっ気か七日に逝く。八十三歳
▼放送作家に作詞家、タレント、文筆家。マルチな活躍の一方、絶えず権力を見張る側にいた方である。安保反対にわく一九六〇年、「デモと番組とどっちが大切なんだ」と聞かれ「デモですね」と台本を書いていた番組を降板。「上を向いて歩こう」には安保闘争の挫折の悲しみを込めた
▼五四年ごろか、戦力を持たぬはずの日本に戦力があると皮肉るコントをNHKラジオの娯楽番組に書いている。「いないいないばあっ!自衛隊」
▼選挙に勝つため不利な争点を隠す「いないいないばあっ!改憲」の時代に直球、明快のガンコ者との別れが何とも心もとない。
2016年7月12日 中日春秋 http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2016071202000104.html
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*1:直筆文やサインがあまりにも多いことから余り価値がない
君が代
君が代
サッカー界の巨星リオネル・メッシ選手(29)は、母国アルゼンチンにW杯準優勝など多くの栄誉をもたらした。だが彼は長年、こんな非難を受け続けた。「なぜ国歌斉唱で歌わないんだ」
▼十三歳でスペインに渡った彼にはスペイン代表を選ぶ道もあったが、アルゼンチン代表として戦うことを選んだ。にもかかわらず、「国歌を歌わぬ」となじられる
▼その胸中を彼は、語った。「考えもなしに攻撃する人に悩まされている。僕はあえて国歌は歌わない。僕は歌わずに、(栄誉のために奮闘を誓うアルゼンチン国歌の精神を)感じる。それは、それぞれが自分なりのやり方で感じるものではないか」
▼しかし、どうしても国歌は大声で歌わねばならぬという人もいるようだ。森喜朗元首相がリオ五輪選手団の壮行会で、「どうしてみんなそろって国歌を歌わないんでしょうか。国歌も歌えないような選手は日本の代表ではない」と言ったという
▼この時、選手団が斉唱しなかったのは当然で、「君が代独唱」に耳を傾けていたのだ。それを一方的に非難するのだから、「考えもなしに攻撃する人」には困ったものだ▼口にせずとも、いや、あえて口にせぬことで決意をみなぎらせる。そういう態度すら認めぬ狭量な人が、東京五輪・パラリンピック組織委員会の代表を務めているとしたら…。それこそ、憂うべき事態ではないのか。
中日春秋 2016年7月5日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2016070502000121.html
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デーヴィッド・キャメロン
ラジコ受信地域判定
ラジコの受信地域判定間違い
ラジコはユーザーのIPアドレスでどこの地域(エリア)かを判定しているようで、ocnなどの大手プロバイダなどは狭い範囲でリモートホストを置いているのでラジコは地域判定の間違えは無いと言っていいかもしれません。
ところが私の利用しているプロバイダBB.exciteは安いのが売りでそれはいいのですが頻繁に地域判定間違いがおこります。
それが関東エリアならまだしも自分の住むエリアと何ら関係ないローカルエリアと判定され、それが何日から数ヶ月も続くとなるとちょっと辛い。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』が聞きたいのに・・・・
そんな時は正しく判定されるまでIPアドレスを変えてみるのも手かもしれません。
それにはインターネットを切断し再び接続することでIPアドレスが変わります*1。
実際にはモデム・ルーターの電源プラグの抜き差しでできます。
あるいは回線がNTT光回線の場合はhttp://ntt.setup/でトップページ > 基本設定 > 接続先設定の接続/切断をクリックするだけです。
それでもできない場合は今いるエリアの放送局を聴取できない (他のエリアの放送局が表示される) | radiko.jp ヘルプ
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*1:マンション等でIP固定契約じゃない人は
北山村
はやぶさ2
主エンジン連続運転を開始…小惑星探査機
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、小惑星探査機「はやぶさ2」が主エンジン(イオンエンジン)の連続運転を始めると発表した。連続運転は、5月3日ごろまで約800時間を予定。2014年12月の打ち上げ後では最長となる。
はやぶさ2は昨年12月、地球と火星の間の軌道にある目的地の小惑星リュウグウへ向かうため、地球の引力を使って軌道を変え、加速する「地球スイングバイ」に成功した。今回、4台あるエンジンのうち3台を連続運転し、本格的にリュウグウへ向かう軌道を目指す。
これまでの連続運転は、昨年3月に実施した409時間が最長だった。リュウグウ到着の18年6~7月までに、3回程度の長時間の連続運転を計画している。【永山悦子】
毎日新聞2016年3月22日 20時01分
http://mainichi.jp/articles/20160323/k00/00m/040/059000c
JAXAはやぶさ2プロジェクト http://www.hayabusa2.jaxa.jp/
イオンエンジン運転 99.9%達成まであと少し http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20200821_ts2/
カプセル着陸許可発行! http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20200819_AROLSO/
「はやぶさ2」の地球帰還後の拡張ミッション http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20200731_exm/
地球-リュウグウ間のイオンエンジンによる往復運転完了 http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20200925_IonEngine/
関連ブログ:國中均 はやぶさ イオンエンジン
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