人の土俵で褌を取る

気になったニュースの備忘録+α

蛍光灯照明をLED電球に改造

サークル管蛍光灯照明をLED電球に改造する

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7731/42_LED%E3%81%AB%E6%94%B9%E9%80%A0.jpg
この様なシャンデリアタイプは下ろすのが大変で、マニュアルがないと分からない。

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7733/45-1_LED%E3%81%AB%E6%94%B9%E9%80%A0.jpg
今回の改造には全体を下ろすのではなく、照明部分を一つづつ外してLED電球に置き換えてゆくので問題はない*1

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7732/44_LED%E3%81%AB%E6%94%B9%E9%80%A0.jpg
左はサークル管を外しだけの状態。それをグローと安定器を外しLED電球を付けていく。

https://www.akaricenter.com/mame/img/keikou-tentou1.gif
グロースターター照明器具の回路はこのようになっている。
これを見れば分かるので『テスター』の必要はない。
LED電球の取り付けはサークル管が付いていた金具をそのまま流用する。

共締め結線には本来『絶縁被覆付閉端接続子』
https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/smilecorp1/cabinet/chandelier_parts/connectors.jpg

の様なものを使うべきなんだろうが、結構な値段がついているし、この様な
https://jp.images-monotaro.com/Monotaro3/pi/full/mono35701906-150515-02.jpg
『圧着ペンチ (絶縁閉端子用)』(普通のペンチでは無理でこれの値段が高い)が必要。

https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/pivot-sanyoh/cabinet/kokuyo/4901480422794.jpg?_ex=400x400&s=0&r=1
で、家にあったハトメ玉を使うことにした。
これに線3本(後述の照明には4本)を突っ込みペンチで思いっきり圧着する。
それでも圧着力は弱いからいから抜けばすぐ抜ける。
これをハンダ付けしようとも思ったが振動する物が近くにある訳でもないし、ビニールテープで絶縁*2して良しとした。

和室のサークル管照明をLED電球に改造する

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7734/47_LED%E3%81%AB%E6%94%B9%E9%80%A0.jpg
紐スイッチはそのまま利用して6灯点灯と3灯点灯の切り替えができる。
グローと安定器を外す前にナツメ球やスイッチから出ている電線の回路を確認し、記憶するなり印をつけるなりして各電線を切断する。
これで暗かったら9灯にするか、LED電球のワット数を上げることもできるが、仏間だしこれで十分だった。

直管蛍光灯をLED電球に改造する

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7730/50_LED%E3%81%AB%E6%94%B9%E9%80%A0.jpg
キッチンの手元灯:実際は光が直接目に入らないようこれに小さな厚めのレースカーテンがつけてある。
右はキッチンのシーリングライト
その他、電気スタンドU字管蛍光灯、玄関灯U字管蛍光灯、勝手口灯サークル管蛍光灯、風呂場サークル管蛍光灯をLED電球に改造した。

参考までに

・30w型蛍光管1本に対して40w型LED電球2本で大体同じ様な明るさになった。
・ストリップゲージで『はめ殺し』の物もある*3
・これらの改造は多分第二種電気工事士の資格が必要。漏電に因る火災が起きるかもしれないし、感電等全て自己責任。

・電球ソケットはヤザワ Yazawa SF1402 [キーレスソケット] 価格165円-22円相当ポイント(税込)
https://image.yodobashi.com/product/000/000/224/701/011/211/000000224701011211_10203.jpg
  https://www.yodobashi.com/product/000000224701011211/

・LED電球はダイソウの40w型価格100円+税
https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7735/52_%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6LED%E9%9B%BB%E7%90%83.jpg
ダイソウには以前から300円400円のLED電球もあり、今も同じ場所に置いてあるから買う時には注意が必要。
300円400円のは寿命が長いが実際に使ってみなきゃ分からない。LEDの寿命はよく15000時間、40000時間となっているが、1年以内に切れる(LED本体以外の回路でコンデンサーが壊れ点滅するようになる)ことがある。
電球や蛍光灯は照明器具と違って消耗品扱いでメーカー保証が基本無い。

消費電力4.5W ルーメン値485lm
配光角度180°で全方位(と言っていいくらい)明るい。
40Wのフィラメント電球より明るい。
60W形は150円
消費電力8.1W ルーメン値810lm
定格寿命15000時間
両方共、電球色と昼白色がある。
実際の寿命がどれくらいかは分からない。
【問題点】
うなり音が出る(天井等の照明からは聞こえない。手元の電気スタンドに耳を近づけると聞こえる程度)
他の電気製品の影響か、少しではあるが一瞬暗くなる時がある。

・電線はビニル平形コード
https://jp.images-monotaro.com/Monotaro3/pi/full/mono11130621-150728-04.jpg
何ミリだったか・・・カインズホームで50円/mの物

・今回の節約電力
蛍光灯(40w×3本)+32w+(30w×9本)+(20w×2本)+19w+18w+13w+安定器約6w×18個=620w
フィラメント電球60w×16個=960w
LED電球4.5w×(18個+16個)=153w
960w-153w=807wの節約

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2019年11月5日追記

電気消費量

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7767/62_2019_11_%E9%9B%BB%E6%B0%97.jpg

ガス消費量

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7766/60_2019_11_%E3%82%AC%E3%82%B9.jpg

電気消費量+ガス消費量

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/97/7768/63_2019_11_%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%82%AC%E3%82%B9.jpg
給湯・暖房*4は全てガス。
7・8・9月はエアコン使用のためその年の気温により大きく変動するので、LEDに変更したことの節電に関係はない。
この他に使用頻度の少ない蛍光灯照明の部屋が4部屋あるが、今の所LEDに変更する予定はない。

結果:どの蛍光灯照明器具も使用年数が30年以上で、安定器も耐用年数はとっくに超えて電気の点きの悪い物もあった。元々節電のため、こまめに電気スイッチを切るのが癖になっていたからLEDに替えたからと言って、始終点けっぱなしにする筈もなく以前より多少でも節電になったかな。
結論:良かった、良かった。


2019年11月20日

LED球一つ切れる。
フィラメント球の様にピンと音を立て一瞬明るくなり切れた。
球はプラスチック製でカッターナイフで切って中を開いてみた。
切れたLED電球
フィラメントじゃなくて良かったw

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*1:写真では真ん中も外してあるが今回の作業には関係ない

*2:ビニールテープは接着能力に耐久性がないので例えテープが外れても他と接触しない様配線する

*3:電線を抜こうと苦労した。知っていれば時間の節約ができた

*4:ガスファンヒーターのためファン部に電気使用