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人の土俵で褌を取る

気になったニュースの備忘録+α

イタイイタイ病 原発再稼働 特定秘密保護法

イタイイタイ病 医師 萩野昇さん

浄土真宗では故人の骨あげを終えると、蓮如上人の「白骨の御文(おふみ)」が唱えられる。朝(あした)に紅顔を誇る身も、夕(ゆうべ)には白骨となる人の世の無常…ただ白骨のみぞ残れり、あはれといふもなかなかおろかなり…
▼富山県の神通川流域でイタイイタイ病の犠牲となった人たちの多くも、この御文で送られた。患者救済のため弁護団長として闘った正力喜之助さんは書き残している。<イタイイタイ病で死んだ被害者は僅(わず)かに頭蓋骨の一部を残すのみであって五体の面影を示す遺骨が見当たらない>。白骨さえも奪われたのだ
▼神通川は地元の人にとり、神の通る川だった。その水で稲を作り米を炊いた。だが、水に鉱毒が潜んでいた。侵された骨はもろくなり、何十カ所もの骨が折れ、激痛の中で多くの人が死んでいった
▼上流にあった神岡鉱山は、相次ぐ戦争のたびに軍需で急成長し鉱毒を垂れ流した。奇病と鉱毒の関係を探り当て、七十四歳で亡くなるまで患者に尽くした医師・萩野昇さんは、四十五年前に政府がこの病気を公害病と認定した時、願ったという
▼「国民大衆の犠牲の上において産業を育成するという政治から脱却して、人命の尊厳を守り、健康を保障する政治が生まれた」はずだと
イタイイタイ病は鉱山の経営会社と被害者らが、ついに全面解決で合意した。しかし、萩野さんが望んだ政治は生まれただろうか。
中日新聞:中日春秋
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2013121802000092.html

クリスマスだから かんがえる

童謡「サッちゃん」などで知られる阪田寛夫さんに、「クリスマスだから」という詩がある。<クリスマスだから/かんがえる/たくさんたくさん たくさん/かなしんでいる/ひとの こと>
▼もうすぐクリスマス。どんなプレゼントを贈るか、もらえるか。あれこれ考えるのは、幸せな悩みだ。この週末そろって買い物に出かける家庭も多いことだろう
▼だが、あしなが育英会の奨学金を受ける家庭に暮らしぶりを聞いた調査によると、「十分なおこづかいやお年玉をあげられない」との答えが六割、「クリスマスプレゼントや誕生祝いができない」家庭が三割余あった
▼そういう家庭の子どもたちの四人に一人は、高卒後に就職を志望している。しかし、そのうちの半数は進学したいと思いつつ、経済的理由で希望を断ち切っているという
▼母子家庭の六割は非正規雇用で、平均月収は手取り十三万円弱との調査結果もある。働き盛りの夫に先立たれ、無理を重ねわが子を大学に通わせる母さんが言っていた。「とにかく切り詰めるのは自分のこと。本当に困る時は自分の食事を一日一食にします。娘には『お母さん、やせたよ。食べてないでしょ?』と聞かれるけど、『ちゃんと食べているよ』と、笑って答えます」
▼<どうしてどうして どうして/かなしい ことが/あるのかな/クリスマスだから/かんがえる>
中日新聞:中日春秋:2013年12月21日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2013122102000113.html

イタイイタイ病で苦しんだ人は何人いたのだろう。
「痛い、痛い」と言わずにはおれずそう言いながら死んで行ったんだろう。
原発の事故は必ず起こる。
それを分かっていながら政府は懲りもせず原発を再稼働させようとしている。
これはノーベル平和賞をもらった佐藤栄作時代から続く原子力を扱うことのできる技術の継承が必要と考えたからではないか。
技術は一旦途絶えると復活させるのに莫大な力がいる。
文字やデータ数値に残せないような人の感覚に頼った雰囲気や塩梅がありそれを人から人へ直に継承していないと復活できないかもしれない。
だから伊勢神宮式年遷宮は20年に一度やると聞いたことがある。
原子力技術の継承と特定秘密保護法が成立した。
そんなことより忘れてはならんことは「俺達の天下り先の箱の継続だ!」官僚


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