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キメラのロク

世界初「キメラ」猿…遺伝的に異なる細胞混在


世界初の「キメラ」のサル=米オレゴン健康科学大学提供

遺伝的に異なる2種類以上の細胞がモザイク状に入りまじった「キメラ」のアカゲザルを作ることに米オレゴン健康科学大学が世界で初めて成功した。
米科学誌「セル」電子版で5日、発表した。
同大の立花真仁研究員らは、人工授精で作った複数の胚(受精卵)を凝集させたうえで母胎に戻したところ、健康な子ザル3匹が生まれた。全身が、3〜6種類の胚に由来することを確認。本来、別々に生まれる「兄弟」の遺伝子が混じっていることを意味する。うち1匹は、最大6種の胚が混合していることから、日本語で「ロク」と命名した。
マウスではすでに、胚性幹細胞(ES細胞)からキメラ個体を作ることは一般的。黒い毛のマウスと白い毛のマウスを使ってキメラを作ると、子供は白黒のまだらになる。しかし、サルではこの方法は通用せず、ES細胞より早い段階の「4細胞期」と呼ばれる胚を使う必要があった。
2012年1月6日10時43分読売新聞 ワシントン山田哲朗

wikipedia:キメラ

最近倫理的にどうかとかの議論が報道されないからか聞こえてこない。調べもせず探さない自分が悪いのだが。
このまま行くとなし崩し的にクローン人間を作るという最終段階まで行ってしまう。
実はもうマッド・サイエンティストが・・・