名古屋港に珍客 カマイルカ、迷い込む?
2009年12月22日 夕刊
22日朝、名古屋市港区の稲永ふ頭東沖の名古屋港にイルカが姿を見せた。
イルカは、同ふ頭沖300メートル付近で、時折水上に姿を見せながら泳ぎ回っていた。船上で作業をしていた作業員高手山昇さん(33)によると、21日午後1時すぎにも、泳いだり跳びはねたりする姿が見られたという。
名古屋港水族館の斎藤豊・飼育展示第二課長によると、背びれの模様などからカマイルカで「魚を追って迷い込んできたのかもしれない」という。「元気そうなので自分で戻っていくでしょう」
名古屋港では今年5月、死んだマッコウクジラが浮いているのが見つかった。1995年には、港区の中川運河入り口近くでイルカが迷い込んでいるのが発見されたほか、2000年には同港で見つかったシャチが同市内の堀川に迷い込んだ。