人の土俵で褌を取る

気になったニュースの備忘録+α

アウン・サン・スー・チー

スー・チー氏の栄誉賞を剥奪 英オックスフォード市議

https://img.atwikiimg.com/www45.atwiki.jp/jippensha/attach/72/5664/67_%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%BC.jpg
中日新聞2017年10月6日朝刊
東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201710/CK2017100602000133.html

スー・チー氏のノーベル賞取り消しを!請願運動に36万人超の署名

2017年9月7日 23:14 発信地:オスロ/ノルウェー
【9月7日 AFP】ミャンマー政府によるイスラム少数民族ロヒンギャ(Rohingya)への対応をめぐり、同国の事実上の指導者であるアウン・サン・スー・チーAung San Suu Kyi)国家顧問に授与されたノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を取り消すよう求める請願運動がネット上で行われ、これまでのところ36万を超える署名が寄せられている。
 受賞者の選考を行っているノルウェー・ノーベル委員会(Norwegian Nobel Committee)はそうした対応を一切除外しており、受賞するに至った功績が考慮されたとのみコメントしている。
 ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州では、ロヒンギャ武装集団による襲撃事件が起きたことで大規模な掃討作戦が実施され、激しい怒りを巻き起こしている。署名サイト「チェンジ・ドット・オーグ(Change.org)」で行われている請願運動には、すでに36万5000人以上の署名が集まっている。
 署名者の一人は、「事実上の支配者であるアウン・サン・スー・チーは、自国内での人道に対する犯罪を止めるために何の手だても講じていない」と述べている。
 スー・チー氏は軍事政権による自宅軟禁下にあった1991年、ノーベル平和賞を授与された。同氏はその後2010年に自宅軟禁を解かれ、2015年の総選挙では自らが率いる国民民主連盟(NLD)が勝利を収めたことから、国家顧問に就任した。(c)AFP
AFPBB News http://www.afpbb.com/articles/-/3142119

ネット署名40万人以上 スー・チー女史にノーベル平和賞取り消し危機

http://bunshun.jp/articles/-/4119

アウンサンスーチー氏、「偽情報」を強く非難 ロヒンギャ危機

http://www.bbc.com/japanese/41172915

2017年10月20日追記

中日春秋 2017年10月20日

 内戦が続く南スーダンアフガニスタンエボラ出血熱が猛威をふるった西アフリカ。国際的な医療支援団体「国境なき医師団日本」会長の加藤寛幸さん(51)は、世界各地の過酷な現場で働いてきた
▼そんな加藤さんが「あれほどすさまじいとは…」と語るのは、ミャンマーからバングラデシュに逃れてきたロヒンギャの人々が置かれている状況だ
▼この二カ月ほどで、五十万を超す人々が難民となった。見渡す限り広がるキャンプは、竹の骨組みにビニールシートをかけただけで、床もない。加藤さんが衝撃を受けたのは、そこで立ちつくす無数の人々の顔だったという
▼「皆が皆、同じ表情なのです。不安を一切隠すことない顔。白目が大きいというか、ただ、ぼう然として…。どんな体験をすれば、あれほど多くの人がああいう顔をするのか」
▼診療所を開くと、何百人もの列ができた。人々はせきを切ったように身の上話をしたという。村を焼かれ、逃避行の中で夫を殺され、その直後に出産したという若い母親。幼子を抱き「この子の母は殺された。どう育てれば…」と泣いていたおばあさん
▼そういう人々が、飢えや病気の恐怖にさらされている。「感染症の予防など、今やらなくては手遅れになります」と加藤さんは医療支援のための寄付を呼び掛けている。(国境なき医師団日本 電話0120-999-199)
中日新聞 中日春秋 2017年10月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2017102002000127.html