ミステリーサークル
夏の草「クサイ」
この草の名前はクサイかな?
周りに他の草を寄せつけていない。
檜(ヒノキ)にも自分の周りに他の樹木が繁殖しないようにガスを出していて、その揮発性のガスが人間の神経を落ち着かせる森林浴のヒノキチオールと言っていた。
昔テレビ等でそのように聞いたがこれは間違っていたようだ。
しばらくして森林浴の元はどうやらヒノキチオールではなくフィトンチッドと呼ばれているものらしいと聞いた。
で、今Wikipediaを見てみると「他の樹木を繁殖させない」なんてどこにも書いていない。
何てこったい。
このようにネットで簡単に調べることができるようになってから、昔知った知識、常識と思っていたことが間違っていることに気がつかされることが多い。
で、話を続ける。
大きな木の下には草が茂らない。
例えば桜の木の周りと木が植わっていない所では境界が引かれているように雑草の植生が異なる。
昔これがあの「ヒノキチオール」かと感激していたものだが違っていた。多分、樹の葉が夏の間陽の光を遮っていただけのことではなかろうか。
このクサイの周りに他の草が生えていないのも、去年このクサイが大きく育っていて他の草の種子がここに落ちなかっただけのことだろう。
何のこっちゃ。
Wikipedia ヒノキチオール
Wikipedia フィトンチッド
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