国内最高齢コアラ
国内最高齢コアラ死ぬ人間なら100歳以上、老衰
名古屋市の東山動植物園は30日、飼育していた国内最高齢のコアラ「ラム」(雄、23歳11カ月)が老衰で死んだと発表した。園によると、人間の年齢に換算して100歳以上で、平均寿命の2倍近く生きた。1988年に多摩動物公園(東京)で生まれたラムは、繁殖のため翌89年に東山動植物園に来園。ユーカリをゆっくりと食べる動作が「癒やされる」と来園客に人気で、同園の顔となっていた。最近は高齢のため木に登れなくなり、一般公開していなかった。29日昼から体調が悪化し、30日朝に死んでいるのを飼育員が見つけた。 =老衰で死んだ国内最高齢のコアラ「ラム」(東山動植物園提供)
MSN産経フォト 2012年03月31日