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シャチ「ナミ」夏に会えるかも


元気にジャンプするシャチの「ナミ」(名古屋港水族館提供)

名古屋港水族館 管理組合が購入計画
元気にジャンプするシャチの「ナミ」(名古屋港水族館提供)

 名古屋港水族館(名古屋市港区)を管理する名古屋港管理組合が、昨年9月に病死した人気者のシャチ「クー」の代わりに、和歌山県の太地町立「くじらの博物館」から新たにシャチを購入する話を進めていることが30日、わかった。

 新しいシャチは、1985年に同町沖で捕獲された体長5メートル60、体重2.7トンの雌で、名前は「ナミ」(推定年齢26歳)。同管理組合が同町に打診したところ、同町から議会が同意すれば、譲渡するとの内諾を得た。

 同管理組合では、購入費を新年度予算案に盛り込み、来年3月末の定例会で決まれば、同町と本契約を結ぶ方針。購入費は協議中だが、約5億円の見込みという。ナミは早ければ来春、同水族館に引っ越し、新しい環境に慣らした後、夏頃に一般公開したい考えだ。

 同管理組合関連事業部の久野裕之部長は「ナミを購入し、水族館のにぎわいを取り戻したい」と話した。
(2009年10月31日 読売新聞)


DATE:2009/11/01 13:57
URL:http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20091031-OYT8T00053.htm