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ポワン…と“知恵の輪” 名古屋港水族館の赤ちゃんベルーガ


2008年3月4日 07時23分

 口から出したバブルリングを追いかけて遊ぶベルーガの赤ちゃん=名古屋市港区の名古屋港水族館で(太田鉄弥撮影)


 名古屋市港区の名古屋港水族館で、ベルーガ(シロイルカ)の生後7カ月の雌の赤ちゃんが、泡の輪「バブルリング」を作るようになった。

 赤ちゃんは体長約2メートルで体重約200キロ。鼻から吐いた空気をくわえ、口からポワンと吹きだすと、直径約15センチのリング状になる。母親もリングを作るが、昨年10月にまねをし始め、最近は真ん丸の輪を発射しては、追い掛けて遊ぶ。「見られるかは運次第」と西本沙代飼育員(23)。いつも一緒にいる母親が、トレーニングを受けるため、そばを離れる時間帯に見られる可能性がある。

 同館は2001年にベルーガを飼育し始め、現在は全7頭がバブルリングを自然に覚えた。ほかにできるベルーガは、島根県立しまね海洋館(同県浜田市)にいるだけという。

中日新聞