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名古屋弁と丹後弁

名古屋弁と丹後弁どえりゃー似とる交流など調査へ

京都府北部の丹後地方で話される丹後弁と名古屋弁の言葉遣いが似ているとして、京丹後市の中山泰(やすし)市長が四日、両方言の類似性や過去の文化的交流に関する調査を進めると発表した。
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名古屋市中区の愛知県庁で会見した中山市長は「きょうだいのような、同じ肌感覚を持つ言葉。文化的につながっているのではないか」と述べた。

調査する龍谷大の糸井通浩(みちひろ)名誉教授(日本語学)によると、共通項は「おみゃあ(おまえ)」など、母音が続く言葉の発声。ほかに「好きだで(好きだから)」などと文末に「だ」と「で」を使う点、アクセントが東京式に近い点も似ている。

糸井名誉教授によると、日本ではかつて、ほぼ同じ言葉を使っていたといい、「中央の京都で新しい言葉が生まれても、(現在の京都府北部や愛知県など)周辺部では古い言葉をそのまま使った。京都を挟んで離れた地域が同じ言葉を使うことになったのでは」と推測。一方で「丹後と尾張は交流があったのでは」ともみており、名前の分布や戦国時代の大名の移動などについても調べる。

中山市長は、七月二十日に舞鶴若狭自動車道の小浜インターチェンジ(IC)-敦賀ジャンクション(JCT)の開通で両地方が高速道路でつながったことを挙げ、「『方言友好都市』みたいに交流をはぐくみたい」。名古屋弁を多用する河村たかし名古屋市長は「言葉が似とるのは、どえりゃあおもしれえ。京丹後市長さんと、いっぺんしゃべってみてゃあ」と関心を示した。
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2014年8月5日 中日新聞朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014080502000070.html

NHKテレビで見たのは、方言や新しい言葉は京都から発して同心円状に広まって行く。
だから京都から遠く離れた地域は昔の言葉が残っている。
ただし、その途中に峠があったり川があったりするとそこで方言の広まりは停滞し同心円がいびつになる。
と言うものだった。
それにしても、知らなかった名古屋弁が丹後弁と似ていたなんて。
丹後弁 - Wikipedia

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