人の土俵で褌を取る

気になったニュースの備忘録+α

中日春秋

サンタクロース

クリスマスの物語を書きたいと公園で考えていたら見知らぬ犬が一冊の本をくわえてきた。読むとこんな話だった
▼その犬は人になりたかった。人になって、おいしいものを食べる。暖かい帽子をかぶる。願いをかなえる太った男のうわさを聞いた。頼んでみよう
▼犬は太った男を捜そうと村へ出かけた。太った男は見つからないが、年老いた女に出会った。「クリスマスよ。あなたにも」。パンを一つくれた。裏通りでは若い男が犬に声を掛けた。「寒いだろう。クリスマスだ。この帽子をあげよう」。犬は大喜びした。パンに帽子、僕は人間になっていく
▼日が暮れた。雪が降ってきた。パンに帽子。けれど僕は人間にはなれない。街灯の下で泣いている女の子に会った。雪は強くなったが、帽子もコートもない。お母さんが帰ってくるのを待っているという。寒い夜に独りきり。犬はパンと帽子を女の子の足元にこっそりと置いて駆けだした
▼帰り道。ひどい吹雪になった。前へ進めない。寒い。おなかもすいたが、犬は女の子のことを考えた。あの帽子とパン。喜んでくれたかな。翌朝。人間の若者がそこに倒れていた
▼悲しいよ。本をくれた犬に言うとまだ先があると教えてくれる。人になった犬はあれから、太った男の手伝いをしているそうだ。やさしさと喜びを集め、足らない場所に配る仕事らしい。おまえもかい?
中日新聞 中日春秋 2018年12月24日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2018122402000096.html

読解力がないせいか訳がわからない・・・
本の物語に出てくる「犬」は映画『ペイ・フォワード可能の王国』のような事が起こり「人間の若者」になれたが死んでしまった。
しかし、死後に太った男(多分サンタクロース)の手伝いをする者になった。
最初に本を持って来た犬は本の中の『犬』とは関係のない犬で、この犬もサンタクロースの手伝いをしている様だ。
結論・・・何だコレ?

    • -