名古屋高校 俳句甲子園初V
名古屋高校 俳句甲子園初V
中日新聞2015年8月24日朝刊
俳句甲子園は名古屋高校初優勝
松山市で開催されていた全国の高校生が俳句の日本一を競う「俳句甲子園」は、愛知県の名古屋高校が初優勝を果たしました。
「俳句甲子園」は、近代俳句の祖、正岡子規ら著名な俳人を輩出した松山市で毎年開かれています。
18回目のことしは、全国の高校から過去最多の127チームがエントリーし、地方大会を勝ち抜いた23の都道府県の36チームが、22日から試合を行ってきました。
そして迎えた23日の決勝戦は、愛知県の名古屋高校と北海道の旭川東高校が、「待」というテーマで対戦しました。
試合では、季語やユニークな言葉を取り入れて俳句を詠み、お互いの句を批評し合います。
5つの句を詠んで、先に3勝したチームが勝ちますが、決勝戦は、先に2勝した旭川東高校を名古屋高校が追い上げる緊迫した展開となりました。
名古屋高校は、最後の5句目で詠んだ、「さらはれるために亀の子波を待つ」で旭川東高校を破り、初優勝を果たしました。
名古屋高校3年の長谷川凛太郎さんは「厳しい戦いでしたが、優勝できて感無量です。人生できょうがいちばんうれしいです」と話していました。
NHK 四国 NEWS WEB - 08月23日 18時11分
URL:http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20150823/5492621.html
俳句甲子園:名古屋高が初優勝、2位に旭川東高
松山市で開催された、第18回「俳句甲子園」の決勝=2015年8月23日午後、共同高校生が5人一組のチームで挑む第18回「俳句甲子園」決勝が23日、松山市であり、名古屋高(愛知)が旭川東高(北海道)を破り初優勝した。
出来や鑑賞力が評価対象で、決勝のテーマ「待」にちなんだ5句ずつを披露した。名古屋高は「待春や十指に包む親子丼」と詠み、どんぶりの温かさと春を待つ思いを込めたと手ぶりで説明。会場の笑いも誘った。チームを率いた3年の長谷川凜太郎君(18)は「勝ち負けにこだわっていたが、この仲間とやれたことがうれしい」と喜んだ。準優勝の旭川東高は「待ち針の向きは揃はず星流る」と詠んだ。審査員の一人は「この句にほれた」と賛辞を贈った。(共同)
毎日新聞 2015年08月23日 20時06分(最終更新 08月23日 20時36分)
URL:http://mainichi.jp/select/news/20150824k0000m040038000c.html
俳句甲子園は名古屋高校初優勝
決勝戦後にお互いの健闘をたたえ合う名古屋高と旭川東高の生徒たち(松山市で)高校生の俳句日本一を決める「第18回俳句甲子園」の決勝が23日、松山市であり、名古屋高が旭川東高(北海道)を下して初の頂点に輝いた。
先鋒から大将までの5本勝負。与えられたテーマ「待」で詠んだ句の情景や言葉の意味、効果などについて舌戦を繰り広げ、審査員が優劣を判定した。名古屋高は2連勝されたものの、「待春や十指に包む親子丼」などと詠んで3連勝し、逆転優勝した。
名古屋高3年の長谷川凛太郎さん(18)は「インターネットで強豪校の映像を何度も見て努力してきた。今までの人生で一番うれしくて感無量」と喜んだ。
今年の俳句甲子園には32都道府県の95校127チームのエントリーから、地方大会などを経た36チームが出場。準優勝は旭川東高、3位は開成高A(東京都)、済美平成中等教育学校(愛媛県)だった。
YOMIURI ONLINE 2015年08月24日
URL:http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20150823-OYTNT50423.html
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2015年9月16日NHKラジオ「午後のまりやーじゅ」で俳句甲子園の紹介があり録音した。
ゲストトーク:俳人…夏井いつき
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