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人の土俵で褌を取る

気になったニュースの備忘録+α

坂茂さん

紙の家

戦争中、米軍は日本人の住む家屋を「紙の家」「竹の家」と侮辱的に呼んでいた。粗末な木造家屋がそのように見えたのだろうか。紙障子の印象か。「紙の家」は一九四五年の東京大空襲で米軍の焼夷弾(しょういだん)によって大きな被害を受けた
▼「紙の家」の悲しい過去を吹き飛ばし日本人として胸を張りたくなるような快挙である。「建築界のノーベル賞」といわれる米プリツカー賞の今年の受賞者に、紙の筒などを使って災害支援対策の仮設建築を手掛けてきた坂(ばん)茂さん(56)が選ばれた
▼紙を使う革新性、災害支援の人道活動への評価が理由という。米メディアによると同賞は巨大でゴージャスな建築物が受賞しやすいそうで、「仮設」の坂さんの受賞は異例だという
▼紙といっても「カードボード」と呼ばれる紙の筒を組み合わせて製作する。災害直後、コンクリートなど通常の建築資材はたちまち価格が上がるが、もともと建材ではない紙は価格が安定的でどこででも手に入る。紙は軽いため、巨大重機などを使わないで済む
▼しかもリサイクルできる。日本ばかりではなく、世界中の被災地で坂さんの仮設建築が必要とされる理由がよく分かる
▼「活動を評価していただき勇気づけられた」。映画や歌の題名にある「ペーパームーン」。紙の月とはまがい物だが、その言葉には信じ続ければ、現実になるという意味もこもっている。
中日新聞:中日春秋:コラム(CHUNICHI Web) - 2014年3月26日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2014032602000104.html

この人の建物は東日本大震災の時に初めて見て驚いた。
つい最近もどこかの教会を手がけたと記憶にある。

日本の家屋は「紙の家」と言われ馬鹿にされていると子供の頃聞いて悲しかった。
自分の家が正にそれだったから、紙と土の家と言われ・・・木だって使っているもんと負け惜しみに似た思いをした記憶がある。
そして今でも日本はそれほど長くその家を使わないし大きなメンテナンスもしない。
取り壊し立て直した方が省エネ等の費用対効果が大きいからだ。
合掌造りの家なんかは寒いだろうな。
ヨーロッパの古い石作りレンガ造りの建物も部屋の中に内張りの様な感じでもう一つ部屋を作っているのじゃないだろうか。
でも、古い建物は観光地として傍から見ると素敵に見える。
だから何だ、どうせいと・・・答えは無い。

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