小惑星が地球のすぐそばを通過へ 静止衛星軌道より近く
http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=159372691
NASA イメージCG
小惑星 2012 DA14
日本時間の2月16日、小惑星が地球のすぐ近くを通過する。最接近時静止衛星軌道の内側となり、観測史上最も接近することになるという。
日本時間の2月16日、小惑星が地球のすぐ近くを通過すると米航空宇宙局(NASA)が発表した。最接近時は地球表面から2万7700キロと、静止衛星軌道の内側を通過し、観測史上最も接近することになるという。地球に衝突する恐れはないとしている接近するのは小惑星「2012 DA14」で、大きさは約45メートル、重さは約13万トンと推定。日本時間(JST)の16日午前4時24分(UTC:19時24分)に最接近する。
NASAによると、同小惑星は小型のため、最接近時でも明るさは7.4等と肉眼では見えず、観測には双眼鏡などが必要としている。NASAはゴールドストーン太陽系レーダーなどで観測する。
地球に衝突する恐れはないが、NASAはQ&Aで「衝突したとしたらどうなるのか」という質問について答えている。この規模の小惑星が仮に地球に衝突した場合のエネルギーは2.5メガトン(広島型原爆は15キロトン)。1908年に起きたツングースカ大爆発を引き起こした天体より2012 DA14は少し大きいとしている。
ITmedia ニュース - 2013年2月6日
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1302/06/news109.html
16日夜明け前に小惑星が地球に大接近 アマチュア機器でも観測可能
2月16日午前4時半ごろ(日本時間)、数十mほどの大きさの小惑星が地表から地球約2個分の距離をかすめる。同サイズの天体がこれほど接近するのは珍しく、日本でも夜明け前の空で、高性能の双眼鏡や小型望遠鏡で見える明るさになると予測されている。
小惑星2012 DA14が地球に接近通過する様子
http://www.astroarts.jp/news/2013/02/08mp2012da14/2012da14_1.wmv
小惑星2012 DA14の通過を上から(黄道面北方向から)見た様子。表示時刻は日本時間。(ステラナビゲータで作成。)http://www.astroarts.jp/news/2013/02/08mp2012da14/2012da14_2.wmv
横から見た様子の動画小惑星2012 DA14が2月16日4時24分ごろ(日本時間)、地表から27700km(地球の直径およそ2個分)の距離まで最接近する。これは、静止衛星の軌道までの距離(地表から約36000km)よりも近いところだ。秒速7.8kmというスピードで地球のそばを南から北方向へかすめていくが、衝突の心配はない。
以下略 下記URLで詳細が見られます。面白いよ。AstroArts アストロアーツ
2013年2月15日追記
This animated set of three images depicts asteroid 2012 DA14 as it was seen on Feb. 14, 2013, at a distance of 465,000 miles (748,000 kilometers).NASA
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/news/asteroid20130214.html
gif動画で移動している物が小惑星2012 DA14。縦の線条痕は人工衛星の軌跡
2013年2月16日追記
Asteroid 2012 DA14 as Seen from Siding Spring, Australia
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/multimedia/pia16737.html
2013年2月21日追記
NASA
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/news/asteroid20130219.html
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