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東日本大震災 地層

東日本大震災 地層

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東日本大震災で被災した宮城県岩沼市の発掘調査で、震災の津波堆積物の下に、慶長三陸地震(1611年)と貞観地震(869年)の津波で運ばれたとみられる堆積物の砂層が見つかった。市教育委員会によると、同じ地点でこの3時代の津波跡が発見されたのは初めてという。発見された地点は、海岸から約1.2キロ内陸にあり、震災以前は水田だった。復興事業で排水機場が建設されるのに先立って行われた遺跡発掘調査で見つかった。一番上の層に、今回の津波で運ばれた砂などが厚さ約20センチにわたって堆積。その約25センチ下に、慶長三陸地震の津波によるとみられる厚さ5戦地ほどの褐色の砂層があった。この層は水田耕作で削られた跡があり、本来の厚さは不明だ。さらに十和田火山(青森、秋田両県)の10世紀の大噴火による火山灰などの層を挟み、慶長三陸地震の層から約40センチ下に、貞観地震の津波によるとみられる厚さ20センチほどの青っぽい砂層が見つかった。いずれも放射性炭素の年代測定などから時代を推定した。
東日本大震災の津波で運ばれた堆積物(第1層)の下に見つかった、慶長三陸地震の津波(第4層)、十和田大噴火(第6層)、貞観地震の津波(第8層)によるとみられる地層=10日、宮城県岩沼市
MSN産経フォト:2013年11月14日
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2013/11/14/07miyagi/

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