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気になったニュースの備忘録+α

名古屋中心部に活断層

「堀川断層」「尼ケ坂断層」

名古屋中心部にやはり活断層?名大と広島大が発表へ

http://www45.atwiki.jp/jippensha/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B008&file=33_%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E4%B8%AD%E5%BF%83%E9%83%A8%E3%81%AB%E6%B4%BB%E6%96%AD%E5%B1%A4.jpg
図:研究チームが指摘した活断層拡大研究チームが指摘した活断層
【鈴木彩子】名古屋市中心部の地中を2本の活断層が貫いているかもしれない――。10年前に指摘された学説を裏付ける新たな解析結果を、名古屋大と広島大の研究チームがまとめた。16日から京都大学で開かれる日本活断層学会で発表する。
活断層と指摘したのは、名古屋城をはさんで東側と西側に、南北方向に平行にのびる2本の断層。長さはそれぞれ約10キロで、JR中央線や名古屋高速を含む市街地を横切っていた。
解析には航空写真と、建物などを取り除いた地上の状態を見ることができる、国土地理院の航空レーザー測量のデータを使った。標高差などを判読した結果、地形の変形が海や川などの浸食によるものではなく、「地震活動による可能性が濃厚」と判断したという。縄文時代にあたる6千年前以降に1回以上地震を起こしているとみられる。
朝日新聞デジタル 2012年11月7日7時32分
http://www.asahi.com/national/update/1106/NGY201211060029.html

「堀川断層」「尼ケ坂断層」

http://www45.atwiki.jp/jippensha/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B008&file=32_%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E4%B8%AD%E5%BF%83%E9%83%A8%E3%81%AB%E6%B4%BB%E6%96%AD%E5%B1%A4.jpg
中日新聞より

名古屋中心部に活断層 高速直下、防災に影響も 名大、広島大が調査

名古屋市内を南北に縦断するこれまで知られていなかった活断層が2本存在するとの分析結果を、名古屋大と広島大のチームが5日までにまとめた。一部は約5キロにわたり高速道路の直下を走るとみられ、防災計画にも影響する可能性がある。
大都市部は商業施設や住宅が密集、高速道路や鉄道などのインフラも集中しており、地表のずれにもろい側面がある。調査手法の進歩などにより隠れた活断層を見つけやすくなっており、名古屋市以外の大都市圏でも調査が今後の課題となりそうだ。
今回確認された全長はそれぞれ約10キロだが、さらに延長することも考えられる。チームの杉戸信彦(すぎと・のぶひこ)・名古屋大研究員(自然地理学)は「マグニチュード7級や、それ以上の大地震を引き起こす可能性があり、詳しい調査が必要だ」としている。
チームは名古屋市中心部の地形を、空中写真や立体画像などを使い詳しく解析。地下の地層がずれることでできた崖や地面の高低差など、断層が原因とみられる地表面の変形が広範囲にあるのを見つけた。
また既存の地質データから、地層の深さが急に変化し、ずれが生じたとみられる箇所があることも確認。約1万2千年前以降に堆積した新しい地層に変形があり、それより古い時代でもずれのあとがあるなど、活動を繰り返してきたとみられることから、いずれも活断層と判断できるという。
チームは活断層を「堀川断層」「尼ケ坂断層」と命名。堀川断層は名古屋城北部から、名古屋駅の東を通り熱田神宮(名古屋市熱田区)近辺まで、尼ケ坂断層は尼ケ坂駅(名古屋市北区)付近から南へ延びている。
堀川断層は一部が名古屋高速都心環状線にかかるほか、尼ケ坂断層は都心環状線の 丸田町ジャンクションから、高速3号線と堀田駅が交差する辺りまで、約5キロの区間で高速の直下を通るとみられる。
(共同通信)
T 47トピックス - 47NEWS 2012/11/06 15:16
http://www.47news.jp/47topics/e/235924.php

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