ベルーガ
ベルーガの赤ちゃん誕生名古屋港水族館
母親の「グレイ」(左)から生まれるベルーガの赤ちゃん=2日午前5時9分、名古屋市港区の名古屋港水族館で
名古屋港水族館(名古屋市港区)で2日早朝、ベルーガ(シロイルカ)のグレイ(推定13歳)が雄の赤ちゃんを出産した。名港水族館では2年ぶり5頭目の誕生で、母子ともに順調という。
生まれたのは、グレイと雄のホドイ(推定24〜29歳)の子ども。午前2時45分ごろ母体から尾びれが見え始め、飼育員が見守る中、午前5時9分に生まれた。
推定で体長160センチ、体重60キロ。小さな尾びれを器用に動かし、プール内を泳いでいる。生まれた直後からグレイが寄り添って泳ぎ、水面に上がり呼吸できるよう赤ちゃんの体を下から押し上げている。
名港水族館では2004年に日本で初めてベルーガの繁殖に成功。ベルーガの赤ちゃんは飼育が難しく、これまでに計4頭生まれたが、現在飼育中のナナ(5歳)以外は、病気などで死んでいる。
中日新聞:(CHUNICHI Web) - 2012年8月2日 11時18分