アポロ11号のエンジン回収
アポロ11号のエンジン回収へ 4300mの海底から
打ち上げ時のアポロ11号=1969年7月16日(NASA提供・AP)米アマゾン・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は28日、月面着陸の「アポロ11号」に使われたエンジンを大西洋の海底で発見、回収する計画に取り掛かったと発表した。ベゾス氏は「5歳の時にアポロ11号を見て、科学や探検への情熱をかき立てられた」と説明。博物館に展示し、若者に宇宙の魅力を伝えたいとしている。アポロ11号はアームストロング船長らを乗せて、1969年7月に人類最初の月面着陸を果たした。回収の対象は、打ち上げ直後の推進力を得るために使われたエンジン5基。切り離されて大西洋に落ち、40年以上沈んだままになっている。ベゾス氏の回収チームは約4300mの海底でエンジンを発見。少なくとも1基の引き揚げを目指す(共同)
MSN産経フォト 2012年03月29日