日本最古の天体写真
最古の天体写真発見 百年前、日本初小惑星も
写真は、1899年3月5日にとも(船尾)座方向を写した日本最古の天体写真。ガラス乾板のため画像が反転している(国立天文台提供)国立天文台は16日、1900年前後に東京都心で撮影された日本最古の天体写真400枚以上が見つかったと発表した。日本で初めてとらえられ「Tokio」や「Nipponia」と命名された小惑星も写っており、当時の都心の空は、天体観測ができるほど暗かったことがうかがえる。写真は、天文台の倉庫に積まれた段ボール箱から発見。乳剤を塗ったガラスの乾板、約2万枚に星空などが写し出されていた。うち437枚は1899〜1917年、東京帝大東京天文台時代のものと判明した。
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