スガワラビランジ
3万年前のナデシコ咲いた ロシアの永久凍土で化石発掘
写真:3万年前の氷河期から現代によみがえったナデシコ科の花=米科学アカデミー紀要提供3万年前の氷河期に自生していたナデシコ科の花を咲かせることに、ロシアのチームが成功した。シベリアの永久凍土に埋まっていた植物の化石の一部を培養して育てた。古代から現代によみがえらせた最古の植物になるという。
化石は、地下38メートルに埋まっていた。氷河期のリスがエサをためていた巣穴から見つかった。状態が良い化石を選んで、めしべの組織の一部を採取、培養して育てたところ、1年後に白い花が咲いた。
朝日新聞デジタル:2012年2月21日