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ゼニット2FG 探査機「フォボス・グルント」「蛍火1号」 打ち上げ

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火星探査機、失敗か=中国と共同打ち上げ―ロシア

【モスクワ時事】火星の「月」に当たる衛星「フォボス」の表面物質を採取するため、ロシアの火星探査機「フォボス・グルント(土壌)」がモスクワ時間9日午前0時16分(日本時間同5時16分)、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。地球周回軌道への投入に成功したが、インタファクス通信によると、機体を火星へ向かうコースに乗せることに失敗した。
同探査機は中国初の火星探査機「蛍火1号」を搭載している。同通信によれば、ロシア宇宙庁のポポフキン長官は「エンジン点火に失敗した」と語った。バッテリーの寿命は3日間あり、再び針路変更を試みるが、機体と交信できていないという情報もある。
時事通信 11月9日(水)13時5分配信

ロシア火星探査機、地球に墜落の恐れ 機体の一部、燃え尽きず


ロシアの火星探査機「フォボス・グルント」(ロイター)
打ち上げ後、予定の軌道に乗らず、ロシア宇宙当局が軌道修正を試みている同国の火星探査機「フォボス・グルント」について、ロシア宇宙関係筋は9日、インタファクス通信に対し、火星への飛行軌道に乗せられなければ、機体の一部が燃え尽きずに地球に落下する恐れがあると述べた。
探査機はモスクワ時間9日未明に打ち上げ。同筋は、探査機が地球周回軌道に「5〜10日間とどまった後、速度が落ちて大気圏に突入、地球へと落ちてくる」可能性があると説明した。その場合、探査機は歴代惑星探査機の中で最も重い13トン超あるため、機体の一部は大気圏落下中に燃え尽きずに地球に墜落しそうだとしている。
同筋は、落下場所の予想は現時点では極めて難しいとした上で「恐らくは北緯52度〜南緯52度の間」と述べた。ある宇宙開発筋は「奇跡が起きない限りミッションの救済は難しい」と述べ、軌道修正に悲観的な見方を示した。(共同)
産経ニュース2011.11.10 11:34