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気になったニュースの備忘録+α

ミスター スポック

“若き日のスポック”が同性愛者とカミングアウト

映画「スター・トレック」(2009年)で若き日のスポックを演じた米俳優、ザカリー・クイントさん(34)が16日発売の米誌で自身が同性愛者であることを明かした。ロイター通信が伝えた。昨年頃から同性愛者として、きちんと発言していかなければならないと思っていたクイントさんは先月、14歳の少年が性的志向を理由にいじめられ、自殺したことを知り、告白を決意したという。(SANKEI EXPRESS)
産経ニュース2011.10.18 09:18

少年の自殺が単なるキッカケであっても告白は勇気のいることだ。
これで仕事の幅が狭くなるかもしれない。力があればこれを逆手に取って今以上の役者になるかもしれない。
昨夜この「スター・トレック」(2009年)を観た。CGが凄いね。でも昔のテレビでやっていた「スター・トレック」も、というかその方が好き・・・かな。この映画にはレナード・ニモイも齢を重ねたスポックとして出演している。
このレナード・ニモイ演ずるスポックの言葉がいつも思い出される。
例えば、最近では台風12号の紀伊半島での災害、その前は3月11日の東日本大震災の時。
スポックは「地球人は一人の知人が死ぬと大騒ぎをし嘆き悲しむ。しかし戦争とか災害で一度に何千何万人と死んでもただの数字としか認識しなくて悲しむことはない。バルカン人は逆だ」というようなことだった。
それが人間のDNAだから仕方がないといえば仕方がない。そのお陰で人間は生き長らえて来ている。本音を言えば対岸の火事は対岸の火事、痛くも痒くもない。
今でも毎日、朝刊には東日本大震災の死亡者、行方不明になっている方々の人数が掲載されている。痛くも痒くもないからこそこの数字の一人々々にはそれぞれの人生があって、一人々々の感情があって、その一人々々には家族や友人があって驚き悲しく辛かっただろうかと意識して推測するようにしている。
http://www45.atwiki.jp/jippensha/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B002&file=93_hisaishasuu.jpg
2011年10月20日画像貼り付け