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名古屋市科学館:「ツァイス4型」最終投影 別れ惜しみ


最終投影が終わり、名残を惜しんで投影機の周りに集まる人たち=名古屋市中区の名古屋市科学館で2010年8月31日午後5時10分、鮫島弘樹撮影

半世紀にわたり星空を投影してきた名古屋市科学館(同市中区)のプラネタリウム「ツァイス4型」が31日、最終投影を迎えた。世界最大の直径35メートルのドーム(来年3月開館予定)を持つ最新鋭機に引き継がれる。石丸典生館長は「愛していただき、本当にありがとうございました」と礼を述べた。

プログラムの最後、解説担当の服部完治学芸員が「これでグランドフィナーレです」と締めくくると、満員の客席から拍手がわき起こった。同市昭和区の原朗さん(76)は「素晴らしい星空を映してくれてきただけに、寂しい」と4型を見つめた。
毎日新聞 2010年9月1日 2時10分(最終更新 9月1日 2時37分)